我国において目下、燃料節約と危険物施設の維持と事故防止は重要な関心事であり、このため当社は、豊富な経験と技術力を生かし各種危険物貯蔵タンク点検と清掃点検をおこない、お客様のニーズに応えるよう業務を遂行致します。
ポイント
1.地下タンク清掃の必要性
〔地下タンク、屋外(地下タンク)タンク、屋内タンク、移動タンク(タンクローリー)等の貯蔵所〕
・不純物(スラッジ、水分等)の沈殿による腐食
・使用量の増加と燃費の増大
・ボイラー、オイルギヤポンプ等機械の故障
・燃費品質の保持・・・・・・等
2.給油所地下タンククリーニングの必要性
・タンク内部には、地中温度とタンク内部温度の差により結露した水滴が、スラッジと共に底部に沈殿します。
・特に水分は、タンク底部に滞留すると鋼板が腐食し、漏油の原因となります。
・水分を含んだ燃料(ガソリン、軽油等)は、車両トラブルの原因となり、排気ガス基準をこえ、車公害の一因となります。
3.危険物貯蔵タンク設備の法律上の維持管理
・消防法(第14条39の2):定期点検の実施
・危険物の規則に関する政令(第8条の5):危険物施設
・危険物の規則に関する規制(第62条の4):年1回以上
4.危険物施設の漏洩等による危険防止
地下タンク、埋設配管定期点検(漏洩検査)
(a)直接法(目視、非破壊=超音波残厚測定、超音波深傷等)
(b)加圧法
(タンク、配管を空にして窒素ガスを注入し、通常20kpa加圧測定する)
(c)微加圧法・その他の方法
(気相部と配管内を2kpa加圧測定し、液相部を減圧し、集音マイク・水位センサーで測定する)
5.廃油スラッジ等の適正処理と法の厳守
6.貯蔵タンク小営繕工事
配管取替、補修、液面計・流量計取付、マンホール取付、漏洩による改修工事、機器点検等工事施工を承ります。
■以下の様に、ぜひ一度施設の貯蔵タンク・サービスタンク、内部点検、清掃整備、検査をお勧めします。
7.地下タンク清掃
◎重油・灯油(マンホールのあるもの)
1.漏洩検知管の点検
2.マンホールふた取外しと残油抜き取り
3.不純物(スラッジ・水)の除去・運搬
4.槽内の洗浄、底・側板ウェス拭き仕上
5.タンク内部の点検(目視)
6.マンホールパッキンの交換
7.マンホールふた取付、ボルトナット締と配管復旧
8.タンク周辺の後片付け、清掃
9.残油確認と作業終了立合